オケラ(朮) 「うけらが花の 色に出なゆめ」
雌花 |
雌花 葉の縁は、 ギザギザの鋸歯 |
どちらが雄花か雌花かわからなかったので
調べると
シベの柱頭が 2裂してるのが雌花。
花に 丸みがあります。
草丈は 80cm前後
日当たりのいい林道に咲いていました。
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こちらは シベの先が割れてないので
雄花のようです。
見た感じ
元気よく 男らしい。
雌株
山道では 目立たない花です。
開花後すぐは、とても清楚な感じ。
姿を見ると、
万葉集に歌われた由縁がわかります。
「恋しけば 袖も振らむを武蔵野の うけらが花の 色に出なゆめ」
意味は
恋しかったら 袖を振るくらいで うけらの花のように 心を顔にあらわさないように(目立たないように)してくださいね。
(うけらの花は、オケラのこと。)
今時のお嬢様方
こんな
秘めたる恋心もありですよ〜。
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山草花