ケルリソウ(毛瑠璃草)とチョウセンカメバソウ(朝鮮亀葉草)
ピンク色のケルリソウ(毛瑠璃草) |
チョウセンカメバソウ(朝鮮亀葉草) |
熊本県 阿蘇外輪山
2012 5月下旬
二ヶ所、別々の場所で出会いました。
どちらも 同じ花と思って撮影をしたのですが
ケルリソウ(毛瑠璃草) |
チョウセンカメバソウ(朝鮮亀葉草) |
帰って調べると
「ケルリソウ」と「チョウセンカメバソウ」
どちらにも似ていて
わからない。
いろんな方のブログ等で、毛で見分ける事を知り
穴が開く程
写真の「毛」を 眺めました。
毛にピントを合わせていないので、ピンボケですが
拡大写真をアップします。
毛が表面から直角に近い角度で立っている開出毛 ( かいしゅつもう ) は、 ケルリソウ(毛瑠璃草) |
伏毛 ( ふくもう ) は、チョウセンカメバソウ(朝鮮亀葉草) |
だんだん 違いがわかってきました。
ケルリソウ(毛瑠璃草) |
チョウセンカメバソウ(朝鮮亀葉草) |
ケルリソウの毛は 荒々しく、
チョウセンカメバソウは 優しい感じ。
ケルリソウ(毛瑠璃草) |
チョウセンカメバソウ(朝鮮亀葉草) |
「阿蘇さらく」さんのブログで知ったのですが
九州の野の花の本に
ケルリソウ(毛瑠璃草)は、ケカメバソウ(毛亀葉草)
チョウセンカメバソウ(朝鮮亀葉草)は、キヌゲカメバソウ (絹毛亀葉草)
となっているそうです。
判り易くて言い得てるな〜
と思いました。
ケルリソウ(毛瑠璃草) |
チョウセンカメバソウ(朝鮮亀葉草) |
満開になるとケルリソウは倒れないが
チョウセンカメバソウは、倒れるようです。
右のチョウセンカメバソウの写真は、
上から撮影。
ケルリソウ(毛瑠璃草) |
チョウセンカメバソウ(朝鮮亀葉草) |
肉眼で初めて見た時は、
先にケルリソウで 後からチョウセンカメバソウ。
「あれ〜、さっきのよりスッキリしてる〜。」
ケルリソウは、薄いピンク色とブルー。
花びらは、4枚と5枚あり。
ついでに
同じ名前が着く右谷山のタチカメバソウ(立亀葉草)です。
タチカメバソウ (立亀葉草)
ムラサキ科 キュウリグサ属
チョウセンカメバソウと違って
茎の先端に 白い花が咲く。
ケルリソウとチュセンカメバソウは
カメバソウともルリソウとも違う阿蘇特有の花のようです。
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