オオイヌノフグリ 高史明さん・真史さん 「生きることの意味」
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オオイヌノフグリ
晴天なり。
一人で出掛けました。
立花山登山口で、小さくて可愛い花と出あい
近づいてみると
高さんが好きなイヌフグリでした。
「この小さな花に目が向くようになったのは、子供が死んでからですね。」
今年3月TV放映された「命の声が聞こえますか」の高さんの言葉を思い出した。
心に深く残っていたので、もう一度ゆっくり見直した所だった。
高史明さん
在日朝鮮人作家 76歳 「生きることの意味」
高さんの息子・真史さんは33年前 12歳で自殺
残された詩篇 「ぼくは12歳」
以来一人息子さんの死を考え続けてこられた。
「生」とは何か。「死」とは何か。「自分」とは何か。
長い間、問い続け
「最初は、永遠に手の届かないところにいったという感じだったが、
ダンダンとかえって来ているような気がする。
彼は今笑っている
どこかで笑っている」
と嬉しそうに語られた。
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時が癒すのでしょうか?
それとも
野に咲く小さな花を愛するように変えられた心が
真史さんを近づけるのでしょうか?
そんな事を考えながら登ると
立花山、三日月山山頂から、能古島、志賀島、玄海島などが
青い空と海の中に、美しく浮かんでいるのが見えました。
立花山 〜 三日月山 (福岡) 2008 12/19
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